結果的には原因不明で終わった約1週間の息子(2歳)の入院。
いまは元気に過ごしているので良かったのですが、入院期間中の親・子どもの過ごし方や、必要だったもの、費用など、いまお子さんが入院中の方、これから入院される方の参考になればと思って書きとめておきます。
この記事では、
入院の経緯
入院中の子ども・親の過ごし方の一例
入院中の暇つぶしに良かったもの
入院時にかかった費用
について書いています。
この記事を書いている2019年 11 月時点で 2 歳の男の子のパパです。
福岡県北九州市の門司港に住んでいます。
(くわしいプロフィールはこちら)
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入院から退院までの経緯
おおまかな経緯
・2歳になる子どもが発熱、かかりつけ医での血液検査の結果が悪く、総合病院へ入院が決まる。
・入院1〜3日で主な検査を、入院4〜7日は尿の培養など結果が出るのに時間がかかるものを待ちながら抗菌薬の点滴を入れ続ける。
・いろいろな検査をしたものの、結局分かったのは「おそらくなんらかの細菌感染」ということではっきりとした熱源は不明なまま、子どもの熱は下がって元気になったので入院8日目で退院。
詳細な経緯
以下は上記のおおまかな経緯をすこし詳しく書いただけなので、必要のない方は読み飛ばして次の「入院中の過ごし方(Click!)」を読んでください。
【発病(日曜日)】
〔症状〕
・発熱:昼から微熱、夜中に40度の高熱
・それ以外の症状:咳、鼻水、食欲不振、機嫌が悪い(夜中に何度も泣く)
〔対応など〕
・保育園入園後は上記の症状での休みはめずらしくなかったこともあり、朝を待っての受診を決める。
【入院1日目(月曜日)】
〔症状〕
・起床後も昨日と変わらない症状。
〔対応・結果など〕
・かかりつけ医を受診したところ血液検査の結果が悪く、総合病院受診をすすめられる。
・総合病院でのレントゲン検査で気管支炎・肺炎は否定。
血液検査(異常値のみ):CRP:9.39/白血球数:30.4/好中球:71.0/ナトリウム:134
・主に血液検査の結果が原因で入院決定。
【入院2〜3日目(火〜水曜日)】
〔症状〕
・解熱し、元気になってくる(食欲はなし)
〔入院3日目までに行った治療〕
・抗菌薬の点滴治療
・ナトリウムの点滴治療(ナトリウムの数値が正常範囲内になって3日目で終了)
〔入院3日目までに行った検査〕
・陰性→インフルエンザA・B型/RSウイルス/ヒトメタニューモウイルス/アデノウイルス/溶連菌/尿検査(簡易)
・結果待ち→マイコプラズマ/尿検査(培養)
【入院4〜7日目(木〜月曜日)】
〔症状〕
・食欲も回復し、とても元気になる
〔入院4〜7日目に行った治療〕
・抗菌薬の点滴治療
〔入院4〜7日目に分かった検査結果〕
・陰性→マイコプラズマ/尿検査(培養)
・退院が決まる。
【入院8日目(火曜日)】
・午前中に退院。
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入院中の過ごし方
子どもの入院では、基本的に24時間保護者が付き添うことが必要になる場合がほとんど。
今回息子が入院した病院では、それにプラスして「夜間は基本的に1名のみの付き添い」が条件でした。
病室の環境
・個室。
・ベッド(大人用1.5倍くらいの広さ、高さ調整可能だが基本的に大人の胸くらいの高さにしていることが必須な柵が四方についたもの)
・その他設備(洗面台、トイレ、テレビ付き。wifi環境有り)
ネット上の子どもさんの入院体験記を読むと、個室じゃない場合もあるんですね…すごく大変だと思います。
今回の入院は環境的には恵まれていました。
子どもの過ごし方
〔タイムテーブル〕
7時:起床
8時:朝食
10時:夫とシャワー浴
12時:昼食
18時:夕食
22時:就寝
〔制約〕
・シャワー浴や検査のとき以外は基本的に終日点滴+ベッド上での生活
特に入院2〜3日あたりから息子が元気になっていったので、良かった反面、ベッドの上での余暇時間が多かったこと、それから点滴がからまないように配慮することがとにかく大変でした。
親の過ごし方
【夫】基本的に終日付き添い|どうしても出勤が必要な日は半日出勤
・夫の父が近くに住んでおり定年退職後のため、時間と体調が許すときは時々付き添い
・妻が付き添っている間すこし気分転換に院外へ
【妻】出勤(時短勤務)+夕方〜夜間付き添い|夫が半日出勤の時に付き添い
・朝:出勤後にそのまま病院へ行けるように準備、出勤
・終業後:夫の食事やこまごましたものの買い物などをすませてから(16時半ごろ)病院へ
・付き添い:子どもが就寝するまで(22時ごろ)
・帰宅後:夫や子供の洗濯など家事をして就寝
〔家庭や職場の事情〕
・妻の有休がすでになかった+夫は有休に余裕があった
(息子は保育園入園後よく体調不良で休んでいて、その都度妻が有休消化していたため)
・妻が妊娠妊娠7ヶ月+腰痛があった
・職場が夫の長期間有休取得に対して理解があった
息子についてあげたくてたまりませんでしたが、上記の事情もあり泣く泣くこんな役割分担になりました。
特に体調の悪かった入院3日目くらいまでは夜間のぐずりがひどかったようで、本当にかわいそうでした…。
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入院中に助けられた暇つぶしグッズ
・おもちゃや絵本
・スマートフォン
(Amazon Primeで動画を見る)
(撮った家族の写真や動画を見る)
(夜間ぐずった時に妻にテレビ電話)
おもちゃや絵本は飽きないようにローテさせて毎日持って行っていました。
普段自分の使っているスマホとは別に使っていないスマホを1台持っていたので、それが活躍しました。
Wifi環境が整っている病院だったのが助かりました…!
普段は息子のスマホ使用はほどほど程度にしていますが、この時ばかりはあまり制限せずに使っていました。
そうしなければ乗り切れないほど、入院生活は制約が多く、余暇時間が本当に長かったです。
もしWifi環境がなければ、テザリングやモバイルWifiの契約も視野に入れていいと思うくらい、スマホには助けられました。
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入院時にかかった費用
「入院」と聞いて、子どもの病状の次に気になったのが入院費のことでした。
【総計】約¥30,000-
〔入院費〕約¥17,000-
・保険項目:約¥11,000-(保険適用負担額:約¥11,000-、保険適用外負担額:なし)
・自費項目:約¥6,000-(テレビ代)
〔食事代〕約¥12,000-
・大人の食事代+子どもが病院食を食べなかったので、ドクターの許可後から持ち込みした食事代
〔雑費〕約¥1,000-
・入院時に不足していたこまごましたもの(100均一)
国では小学校就学前の乳幼児について、治療費の自己負担は2割(大人は3割)と定められています。
さらに、各自治体で子どもの医療費(通院費・入院費)に対しては、全額や一部を助成する制度が充実しています。
「自治体名+子ども+医療費」などで検索すると自治体の専用ページがあることが多いです。
僕の住んでいる北九州市では、入院費に関しては「北九州市内に住所を有し、健康保険に加入している中学校3年生(満15歳に達する以後の最初の3月31日)までの子ども」は、基本的に「無料」となっていました。
ただし、助成対象外として、「入院時の食事代(標準負担額)」「保険診療以外の医療費(差額ベッド代、健康診断の費用、予防接種の費用、薬の容器代、諸証明の費用、保険診療外の歯科治療費等)」が挙げられていました。
入院費のうち、食事代はいくらくらいかな?と気になっていたのですが、明細表には「食事代」の記載はありませんでした。
保険適用項目の中の「入院料」に含まれていたのかな?と疑問です。
「テレビ代」が意外と高かったのに驚きました。
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おわりに
結局原因不明に終わったものの、息子が元気に退院することができたのは良かったです。
今回は妻が妊娠中+有休がない、ということはネックになりましたが、夫の残有休を使うことで収入減にはならなかったこと、また、子どもがまだ1人だったのでなんとか乗り切れたかな、と思います。
今後子どもが2人に増えるので、その時にもしどちらかが入院になったら…と考えると、収入保障や子どもの医療保険のこともすこし気になってきます。
保険の加入ってとっても悩みますね…。
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